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【2024/11/21 18:57 】

夫とは再婚同士です。昨年結婚しました。子供も産まれ、夫の連れ子と私の連れ子で、ツギハギ家族のようなものです。それでも同じ屋根の下で生活しています。

シングルマザーの時間が長かった私は、子供の為になにかをするということに一切の苦労を感じません。それは夫も同じだと言っていました。子供は何にも変えられない唯一無二の宝のような存在です。そのためなら自分の命に変えてもこの笑顔を守り抜くというのは、当たり前のようですごく大切なものだと思うのです。

再婚する前はお金のために年中無休の職場で働いていました。日曜日も出勤のため、子供には嫌な思いを何度もさせたことが本当に悔しくて、二度とあの時間は戻らないのだろうと考えると悲しみがこみあげてきます。再婚してからは日曜日と祝日が休みという職場に転職しました。社員の家族を第一に考慮してくれている、理解力のある上司に惹かれました。おかげで休日は子供たちと一日中過ごすことができ、充実しています。特に私の連れ子は、休日は私と一緒に出掛けると予定すると、平日ははりきって学校に行くようになり、勉強や習い事にも積極的になってくれました。自分も親ではあるのですが、親の存在の偉大さに改めて気づかされました。

前の夫は子供が産まれてすぐに離婚しました。要因は多すぎて一つにまとめることは難しいですが、あえて言うなれば、世の中で離婚の主な原因の上位を占めるもの全てに該当します。その程度の人間でした。しかし今の夫は、全く違います。私以上の長い間、シングルファーザーで過ごしたきたため、子供たちに対する躾は厳しいです。子供たちが後ろ指を指されないようにしたかったからと、夫が言っていました。その分、非常に甘い面もありますが。

夫は私を母親として一人の女として接してくれます。2人きりのときは恋人のように、子供たちの前では親の面子を保ち、その切り替えは尊敬します。なにかあるたびに心配してくれ、時々大袈裟なときもありますが、それももまた嬉しいです。

朝、目覚める時に隣に眠る愛する人がいて、夜、眠る時にもまた隣に愛する人がいて、その至福の時といったら言葉では表現できません。愛する夫との出会い、子供たちとの出会い、ツギハギ家族かもしれませんが、私はここに家族のぬくもりを感じています。その日々の繰り返しに生きています。

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【2015/09/09 17:28 】
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